看護師が定時で帰りづらい職場の特徴とは?

看護師の職場の中には、残業が日常的になっており、定時で帰宅したくてもできない風土の所が多くある。こうした職場には、どのような特徴があるのだろうか?

1つ目には、研修会や勉強会が多いという特徴がある。必ずしも看護師の知識やスキルを高められる研修会や勉強会の存在が残業過多につながるというわけではないものの、こうしたイベントは職務時間中ではなくプライベートな時間を使うべきだと考える職場が多いため、どうしても定時では帰りづらくなってしまう。

2つ目には、定時で帰ろうという意識が低い特徴がある。定時で帰れない職場のすべてがそうだというわけではないが、仕事上りに休憩室でおしゃべりしていたり、いつまでも残っている人が多い職場では、自分だけ定時だからと上がることは難しいかもしれない。

3つ目には、診療科の特徴が挙げられる。緊急性が高い診療科や患者さんの容態が急変するリスクが高い診療科では、緊急入院などが入ることで残業が発生しやすいだろう。例えば内科や外科、また産婦人科などではそうした傾向が高い。

4つ目には、残業時間が多い人ほど頑張っていると考える風潮が挙げられる。これもすべての職場ではないものの、看護師が働く職場の中には、遅くまで働くことが頑張りの証だと考えるところもある。そうした職場では、定時で帰りづらくなってしまうだろう。

もしも看護師がこれから転職をするなら、上記の点をよく考慮した上で仕事探しをすることをおすすめする。